も〜にんぐ。
いつものバス停にて――
「がーん! PkemonGoみんながさわぎすぎたからリリースえんきっ⁉︎」
イブキがゲ〜ム情報を見ながら、
「メ〜カ〜にちかいカンケ〜すじのジョ〜ホ〜ではメ〜ルがリュ〜シュツして2チャンなどでさわがれたからイチジチュ〜シのハンダンをした……う〜ん……キノ〜ワクワックでアップルストアつないでたイブキさんのドリョクは……」
悲しそう洩らす。
「こ〜なったらアメリカのアカウントつくって、コメリカのやつやろ〜かな?」
そんなあやしい事を呟くイブキの隣では、
「愛知の一宮はモ~ニング発祥の地――その量がスゴイ?」
月夜がグルメ系ニュ~スの中にあった、そんな記事に興味をもつ。
「あいち? あいちってドコ?」
隣にいたイブキがそんな反応をする。
「えっとね……」
月夜は少し思案した後に、
「ドアラとトンカツで有名なトコ」
「それってナゴヤじゃないの?」
「そこそこ。一緒だよ」
「へェ~……ナゴヤのなかにあるんだぁ~あいち?」
「逆、愛知県の中に名古屋市があんのっ!」
「それのなにがスゴイいの?」
「んとね……名古屋じゃなくて一宮なんだケド、見て」
そういって月夜は砂糖の振りかかったコ~ヒ~とフレンチト~ストとフル~ツヨ~グルト、目玉焼きの写った画像を見せる。
「これが一宮のモ~ニングなんだって」
「えっ! これあさゴハンなのっ!? ケッコ~がっちりなリョ~あるよね?」
「これで380円。ウチには物足りないかな~」
「月夜……あさこれイジョ~たべてんのっ!?」
そういって驚くイブキだった。




