しろっぷ。
いつものバス停にて――
「う~みゅ……」
イブキが右眼に『Pkemon』左目に『Go』という文字を宿しながらゲ~ム情報を見ている。
「アマゾンジャパンがやらかしちゃったジョ~ホ~?」
そんな中にあった、ある記事を発見する。
「ほ~ほ~……PokemonGOにカンレンするアイテムがアマゾンでフライングこ~かいされ、そのハンバイビが7がつ29になっており、センモンカ(?)のあいだではすくなくとも29にちまでにアプリがリリ~スされるであろうとワダイにかぁ~……ついにくるのかなっ!」
期待に満ちた瞳でそう呟くイブキの隣では、
「KFCでビスケットをオ~ダ~すると付いてくる『ハニ~メイプル』がボトルになって販売されるっ! きたわっ!! ついにきたわっ!!! シロップかけほ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~だいっ!!!!!」
月夜は持っているスマホにヒビが入るじゃないのかと思えるほどの握力で握り締める!
「おぉ! あのアマ~いハチミツシロップがじぶんですきなだけかてよくなるのっ!?」
イブキも珍しく月夜に同調する。
「そそ。すっごいでしょ! ド~ナッツとかホットケ~キとかに好きなだけかけていいんだよっ!! テンション上がるわ~」
「ボトルってコトはじかに『ちゅ~ちゅ~』できんだねっ!」
「いや……さすがにそれはやんない」
そこは同意できない月夜だった。




