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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
852/4318

ズレ。

いつものバス停にて――


「おぉ! このシンサクのポテチはなかなかよさそう〜」

イブキがゲ〜ム情報を見ながら、そんな事を洩らす。


「イブキも見てんだ、この記事」

隣で同じ様にグルメ系ニュ〜スを見ていた月夜が反応する。


「いままでありそ〜だったけど、なかったよね〜」



「? そう? わりとありがちな味だと思うケド……?」

イブキの言葉に首を傾げながら返す月夜。


「でも、ナツといったらこれかもね〜」


「? そう? 確かに夜の浜辺とかで見るケド……」


「よるのはまべでみるのっ⁉︎」

月夜の言葉に信じられないといった様子で、


「ちょっと待って! 新作のポテチの話しだよね?」


「うん。シンサクの――」


「バ〜べ「ひやチュ〜」」


「「えっ!」」

思わず互いに顔を見合わせる。


「なに……? ポテチの冷やし中華って……」


「ゲ〜センのケ〜ヒンででるの」


「う〜……」


「月夜もたべたくなってきた?」


「本物の冷やチュ〜食べたくなってきた」

そういってスマホ画面に映ったパッケージを見つめる月夜だった。

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