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ろぼ。
いつものバス停にて――
「えぇぇ⁉︎ ハンタ〜ハンタ〜が7月4日以降、不定期の休載……せっかくいいトコなのに……残念……」
月夜が好きな漫画の情報を見ながら残念そうに洩らす。
「う〜ん……こんかいのバ〜ジョンアップでイスズがいきかえったな〜ソナ〜つめばセンセ〜バクライ、ほかのフネもタイセンのアタイが100こえてソナ〜つんでればセンセ〜ばくらいかぁ〜……センスイセ〜キかりやすきなるかな?」
イブキがゲ〜ム情報を見ながら呟くというお馴染みの光景――
「ね〜月夜」
「ん〜?」
なにかを見つけたイブキが月夜に話しを振る。
「おぼんダマってしってる?」
「ん〜……」
月夜はしばらく考えこむと、
「なんかオトシダマのナツばんらし〜よ」
「へぇ〜……そんなのあるんだぁ~……」
「……月夜。いまチラっともらえないかな~ってかんがえたでしょ?」
「そ、そんな事ないわよ」
そういって誤魔化す、金欠ぎみの月夜だった。




