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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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おっぱいのひ。

いつものバス停にて――


「ふ〜ん……ピノってイタリア語で『松ぼっくり』って意味からきてんだ〜言われてみれば、そんな形をしてなくもないわね」

月夜がコンビニのアイス最強決定戦を一月かけて検証してみたという記事を見ながら、そんな事を言う。


「あっ! 来月にクマもんとコラボした唐揚げくんでるんだぁ〜。これは良さそうね」

月夜がそんな事を言ってる隣では、


「そ、そうなんだ……し、しなかった……キノ〜って――」

イブキが身体を震わせながら、スマホ画面に見入っている。


「キノ〜ってチチのひだったのかっ⁉︎」

イブキが背後に稲妻を浮かび上がらせながら、


「父の日ね。おと〜さんの日」


「えっ! イクニュ〜のコ〜カがバイになるひじゃないの?」


「そんな日があったら貧乳が絶滅しちゃうわよっ!」

金欠の中、ネクタイをプレゼントした月夜だった。

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