表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
814/4319

きょよ〜りょ〜

いつものバス停にて――


「も〜すぐギャクテンサイバンでるなぁ〜」

イブキがゲ〜ムソフトの販売予定表を見ながら、


「こんげつのおわりにはスパロボもでるしなぁ〜……おと〜さんおしのYo-Noはあとまわしでいっかなぁ〜」

イブキがそうやってお金のやりくりを考えてる隣では、


「映画はエンドロールまで見るか否かがツイッターで大激論?」

月夜が話題の記事の中から、そんなものを読んでいる。


「ん? そんなのがワダイになってんの?」

イブキも話しに喰いついてくる。


「うん。大抵の人は終わって劇場内が明るくなるまでいるみたい」


「へェ〜」


「そ〜いえば、ウチ等も真っ先に出てるよね? もう最初のスタッフの名前が画面から消える前に出てるよね?」


「そ、そだっけ?」


「ウチも混み合う前に出たいから特に気にしてなかったケド……よくよく考えてるみたらイブキが真っ先に立ち上がってた気が……」


「そ、そ〜だったかなぁ〜……イブキさんよくおぼえてないや……」


「ぜんぜん関係ないケド、イブキっていつもメロンソ〜ダの一番でっかいやつ2つ持って映画見るよね〜」


「う、うん」


「トイレとか行きたくなんないの?」

ニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべながら、


「もうっ! いつもイッショにトイレはいってんだからわかってるでしょ‼︎」

そう言いながら月夜をポカポカ叩くイブキだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ