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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
807/4319

まるのみ。

いつものバス停にて――


「ドミノでネット注文すればLサイズピザが半額っ‼︎」

月夜が『キター!』といったテンションでグルメ系ニュ〜スにあった、そんな記事を読む。


「半額ってゆ〜と……いつも1枚しか食べれないのが2枚頼んでも金額一緒っ! あつい‼︎ これはあついわよっ‼︎!」

一人で興奮している月夜の隣で「そんなにたべらんないでしょ」という言葉を飲み込むイブキ。


「4枚頼んでも2枚分の金額〜♪」

もはや不思議な踊りを踊りだす勢いの月夜。


「ひとりで4まいもたべるの?」

月夜の割と華奢な身体を見ながら、


「ウチの食べ物取るとこ〜なるわよ」

そう言いながら見せるスマホ画面には――ペリカンが魚を食べてる動画。

唐突に鳩がその魚を横取りすると、怒ったペリカンが鳩をまるごと食べる、割とショッキングな動画だった。


「ジョ〜ダンにきこえない……」

イブキは月夜の口から上半身だけ出てる自分の姿を想像しながら、そう洩らすのだった。

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