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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
798/4323

じょしつき。

いつものバス停にて――


「アマゾンでジョシツキが100パ〜セントオフでなげうり――ならぬ、なげくばり?」

イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事に興味を持つ。


「すっごいなっ! これポチったらタダでモノがくるんだ〜。シホンシュギってどんだけラクしてもうけるかをツイキュ〜していくシャカイセ〜ドだってきいたコトあるけど……」


「それミスみたいよ。ほら、今はもう直ってる」

月夜はそういいながら件の商品ページを見せると、


「ホントだっ⁉︎ う〜……ザンネンポチッとけばいっこぐらいきたかもしれないのに〜……」

そんな有り得ない事を言うイブキ。


「月夜もそ〜おもうでしょ?」


「ウチは食べられない物はど〜でもいいかな」

キッパリとそう言い切る月夜だった。

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