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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
796/4315

よが。

 いつものバス停にて――


「アイフォンでシャケをつる?」

 イブキがテクノロジ~系ニュ~スの中にあったそんな記事に興味を惹かれ、開くと、


「こわれちゃってうごかなくなちゃったアイフォンをルア~にしてつりをしてみると、みごろ5キロのシャケをつりあげる! う~みゅ……これはテクノロジ~のニュ~スなのだろ~かぁ~?」

 記事の内容を読んだイブキがそんな事w呟きながら、首を傾げる。


「健康のためにヨガをやっている女性は男性ウケがいい?」

 月夜がオシャレ系ニュ~スの中にあったそんな記事を読みながら、


「オトコのヒトってウデがのびたり、ヒをふいたりするオナンナのヒトがスキなの?」

 呟きを聞きとめたイブキが小首を傾げたまま、口を挟んでくる。


「あれはヨガじゃないからっ!」

 イブキの言葉に全力でそう否定する月夜だった。

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