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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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31件目のブックマ~ク更新ぞ~かんGo ぽてち。

いつものバス停にて――


「ダマスカスこ〜っぽくつくられたジュ〜トクナイフかぁ〜……しまモヨ〜でカッコイイけど、にまんえんはたかいなぁ〜……」

イブキが縞模様の浮かび上がった金属のナイフ画像を見ながら、そんな事を呟いてる隣では――


「ハムハム――ポリパリ――」

月夜がポテトチップの袋を抱えて、中身を口に運んでいる。


そこへ――


イブキの手が『そ〜」っと伸びてきて――


「ダメっ! 上げないからっ!!」

 月夜はポテチの袋を背にmわして、拒否の反応をみせる。


「むう……けち……」

 そ~いってブ~たてるイブキに海苔のついたカワイイ舌を見せる月夜。


「!」

 そこでイタズラを思い付いた子供のような表情になったイブキは、


「月夜、月夜。こんなはなししってる?」


「うん?」


「むかし、むかし――ね。ジタクでシンレ~げんしょ~がおこるヒトがレ~カンのあるともだちに、ソ~ダンしたんだって」


「はぁ? ポリポリ――パリ」


「でね、そのともだちは『モリシオ』するといいよ~ってアドバイスしたんだって。でも、なにをききまちがえたのか、ポテチの『ノリシオ』をおいたんだって」


「聞き間違えたのね」


「でね――それいらいシンレ~げんしょ~はおきなくなったんだって! ノリシオまじすごくないっ!!」


「う~ん……その話しでウチに一体なにをしろっと?」

 怖がっていいのか、笑っていいのか複雑な表情でそういう月夜。


 とりあえずポテチ海苔塩3枚ゲットしたイブキだった。

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