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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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ぴざ。

いつものバス停にて――


「し、しらなかった……」

イブキが顔に陰縁をつけ、人類滅亡の話しを聞かされたかのような雰囲気で呟く。


「ゴ〜ルデンウィ〜クおわると、つぎのレンキュ〜まで68にちもないんだ……」

イブキが『ずぅ〜ん!』と沈んだ声でそう洩らす。


「ピザハットがキリマンジャロの頂上にピザを配達っ!」

ピザ大好きJKの月夜がグルメ系情報アプリのなかにあった、そんな記事に食いつく!


「キリマンジャロってイモトがいった所だよね? あんな所にも届くんだ〜……すごいわ! ピザってやっぱり凄いっ‼︎」

感心するポイント若干ズレてる気もするが、スマホ画面に映るピザの画像を見つめる月夜は気づかない。


「オ〜ダ〜後、飛行機とバイクで運び、最後はプロの登山ガイドさんの手で運ばれ3日かかって頂上へ到着かぁ〜……」

感慨深く呟く月夜に、


「それってさめてんじゃ〜……バショがバショだし、こ〜おってるとおもう」

そのイブキの言葉もピザすげ〜っという月夜の耳には届かなかった。

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