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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
782/4316

あいす。

いつものバス停にて――


「エ〜スコックから5月9日に『油ソバ』発売? 油ソバ食べた事ないなぁ〜……まぜそばや汁なし担々麺のアッサリ版って感じなのかな?」

月夜が愛用のグルメ系ニュ〜スアプリを見ながら、そんな事を洩らす。


「でも商品名『こってり油ソバ』だし……一体どんな味がするんだろ? 」

今日、帰りに買っていこっと呟いた瞬間――


「んふふふふふふふふふ――月夜、月夜」

 イブキが笑みを浮かべながら、


「なによ気持ち悪い笑い方して……」


「イブキさんのエンジェルスマイルだよっ!――っと、そんなコトよりも、ほら――」

 イブキがスマホ画面を見せながら、


「じゃ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん! なんとなんと、サ~ティワンがキョ~の5がつ9にちはシングルコ~ンが1コ100エンなのんですっ!」


「最近、あったかいもんねぇ~。アイスもいいかも?」


「でしょ、でしょ~。リョ~テに1コづつアイスもってコウゴにたべるコトができんだよっ!」

 イブキが瞳を輝かせながら、


「ウチは牛丼とラ~メンを交互に――の方が……」

 女子らしくない物をチョイスする月夜だった。

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