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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
779/4330

ほし〜もの。

いつものバス停にて――


「おぉ! ライシュ〜からサ〜ティワンでアイスクリ〜ムフロ〜トストロベリ〜――なんかいいにくいな……」

イブキが新作のスィ〜ツ情報を漁ってると、来週かはじまる商品を発見する。


「小学校のあるクラスで一番ほしいものというアンケ〜トの一位に『永遠の命』かぁ〜……」

月夜がなんともいえない複雑な表情で洩らす。


「なんかフリ◯ザさまみたいなコトかんがえてるクラスだね」

イブキがそんな事を言いながら口を挟んでくる。


「まあ、フリ〜◯様はともかく、漫画やラノベだと『永遠の命』ってデメリットのほうが多く描かれてるケド……」


「ゲ〜ムでもお〜むねそ〜だね」


「でしょ〜。だからかな〜あんまりそ〜いうの望む気になれないなぁ〜」


「ふ〜ん……ほかのはどんなのがあったんだろうね」


「この話題をツイッターに投稿した人の娘さんは『どら焼き100個』だって」


「そ〜いうのはナゴむね〜。ちなみに月夜は?」


「ウチ? ウチは――」

月夜はしばらく考えて、


「牛100頭」


「いや……そこよせてきてもナゴまないよ……」

そう返すイブキだった。

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