表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
764/4320

け〜す。

いつものバス停にて――


「ふ〜みゅ……」

イブキがキラキラした液体のはいったスマホケ〜スを見ながら険しい表情をしている。


「これアブナイのかぁ〜……ケッコ〜きにいってたんだけどなぁ〜……」

残念そうに呟きながら、スマホケ〜スを本体から外す。


「ど〜したの?」

月夜が黒い無骨なデザインのケ〜スにはいった小型のスマホをいじりながら、


「んとね〜……このケ〜スにはいってる――」

イブキはそう言いながら、ケ〜スとスマホの間にはいっているキラキラの液体を指しながら、


「このキラキラしたやつがもれるフリョ〜ヒンはあって、このキラキラしたえきたいにふれると、ヤケドしちゃうんだってさ〜」

イブキが消費者センタ〜の警告文をスマホ画面に表示させながら言う。


「ふ〜ん……アンタならそんな事きにせずに使うと思ってたケド……」


「だってさ――イブキさんのイイトコっていったらキョニュ〜(ヨテ〜)とこのキレ〜なユビだもんっ!」

そういいながら、水仕事やゲ〜ムで酷使している割には長く細いうえに理想的といっていい程整えられた爪を見せつける。


「イブキ……」

月夜は真剣な表情でイブキの肩に手を乗せると、


「もし、アンタのフィギュアかなんかにそんな表示があったら景品表示法違反で消費者センターから販売差し止めくるわよ」

イブキの「もうすこししたらおっきくなるモン」主張は詐欺罪相当と言い切る月夜だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ