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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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ぶた。

いつものバス停にて――


「吉野家でブタ丼が復活っ!」

月夜が愛用の情報アプリの中にあるグルメ系のコテゴリ〜の中から、そんな記事を発見する。


「ん? 月夜ってウシさんのがスキなんじゃないの?」

月夜の様子に気づいたイブキが小首傾げながら、


「基本的にはどっちも好きよっ!」

月夜は『どんっ!』という効果音つきでそう言い切る。


「でもね〜ウシはガッツリとゆ〜か〜パンチ力高めとゆ〜か〜……それに対してブタはまろやかなとゆ〜か〜……う〜ん……なんともビミョ〜に表現しづらいわね……」

困り香りでそう言う月夜。


「それはそれとして、ウチとしては小さい頃から食べてたブタ丼は復活するっとゆ〜事は――幼女や小学生の頃を思い出す――ノスタルジックな雰囲気にさせてくれるのよっ!」


「そこまでっ⁉︎」


「あぁ〜……思い出すわ――家族で牧場に遊びにいった時に触ったブタさんのちょっと硬い毛質のザラザラした背中――寒かったのか? ウチが触ってる間、プルプル震えてったっけ……」


「……それは「たべられちゃうっ‼︎」っておびえてたのでは?」

幼女の頃から動物に恐れられていた月夜だった。

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