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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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えいぷりるふ〜る。

いつものバス停にて――


「イギリスのイングリッシュブレックファストうどん? がフツ〜うまそ〜とネットで話題?」

月夜が愛用のグルメ系情報アプリを見ながら、


「へぇ〜……べ〜コンエッグをウドンの上にのっけたのがイングリッシュブレックファストうどんなんだ! 確かにこれはフツ〜においしそ〜――じゅるり」

うどんの上にカリカリに焼いたべ〜コンと目玉焼きが載せられた画像を見ながら、


「ん?」

ふと、目に付いた記事には――


「マックが冷やし中華はじめましたっ⁉︎」

そんな情報に目を疑う月夜。


「そんな……マック冷やし中華……うっ……ダメだ! 想像できない」

そんな事を言いながら頭を抱える。


「伊勢エビフィレオがでるっ‼︎ そんな高級食材を惜しげもなく……」

再び衝撃を受ける月夜。


「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ‼︎ ビックマックの2、8倍のサイズ――ギガビックマックがでるっ‼︎」

もはや全ての出来事を素直に信じてしまう月夜に、


「月夜、月夜」

イブキがチャンスとばかりに話しかけ、


「イブキさんちょっとオッパイおっきく――」


「あっ! 今日はエイプリルフールかっ‼︎」

それだけは絶対、信じない月夜だった。

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