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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
725/4318

はいてんしょん。

いつものバス停にて――


「おぉ!」

イブキがゲ〜ム情報を見ながら、キラキラした瞳でスマホ画面を食い入る様に見る!


「ついに――ついにPSVRがでるんだっ!」

一頻り、感動を噛み締めた後、


「ことしのジュ〜ガツかぁ……44980エン? いがいとやすい? もっとするかとおもってた……まあ、それでも、コ〜コ〜セ〜にはジュ〜ブンたかいけどさぁ……」

そんな事を呟くイブキの隣では――


「マック史上最高の声もっ⁉︎」

こちらもキラキラと瞳を輝かせ、食い入る様に――本当に食べてしまいそうな勢いでスマホ画面に映っている新作のハンバ〜ガ〜を見ている。


「『カマンベールてりたま』かぁ〜……ポ〜クパテに甘辛い生姜風味のソース、タマゴ、レタス、カマンベールチーズをゴマ付きバンズで挟んで――じゅるり」


「わあぁ! ばっちぃ!! またマ~ライオンみたいになってるよ月夜」


「んんぅ!? そ、そ~ゆ~アンタだってさっきからニヤニヤしててキモイわよっ!!」

 互いに指しあってそう言い合う二人。


「「でも――」」


 二人の声がハモり、同時にイブキは『ニヘラ~とした表情に月夜はマ~ライオン状態に戻り。


「「これはシカタないよね~」」

 自分のスマホ画面を見ると、そういう二人だった。

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