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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
719/4320

うの。

いつものバス停にて――


「たまごかけ風やきそば? フツ〜にやきそばの上にタマゴ落としてかき混ぜてもおいし〜しこれは絶対外れないわねっ!」

月夜がカップやきそばの新商品案内を見ながら、そんな事を洩らす。


「月夜、月夜!」

隣で何かの記事を一心不乱に読んでイブキは突然、月夜の肩を『ビシ! バシ!』叩いて興奮した声を上げる。


「痛い痛い! なによ……もう!」

イブキの手の届かないトコまで避難すると恨めしげな視線を向ける。


「ウノがしんル〜ルついかすんだってっ!」


「ウノって、あのカ〜ドゲ〜ムのUNOの?」


「そそ」


「へぇ〜。どんなル〜ルが追加になるの?」

月夜が肩を摩りながらきき返す。


「うんとね……まず『とりかえっこワイルドカ〜ド』――これはアイテとジブンのすべてのカ〜ドをとりkせてしまう、まだにサイキョ〜のカ〜ドだぁ‼︎」


「なんで遊◯王っぽく言った⁉︎」


「なんとなく……で、のこり3まいはハクシ」


「白紙?」


「うん。ジブンですきなル〜ルかいていいんだって」


「へぇ〜。じゃ、4枚カ〜ドとって右の人に4本ポッキー買ってくるとか独自ル〜ルつくっていいんだっ!」


「うん。カ〜ド4まいとってカミガタをユニコ〜ンヘアにするとかでもオッケ!」


「例えばカ〜ド4枚とって背中に氷入れて悶絶するとかでもいいの?」


「「……………………………………………………」」

そこで顔を見合わせる二人は思った。


「これも〜ベツのゲ〜ムだ」っと――

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