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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
709/4326

ほ~ん。

 いつものバス停にて――


「マックで『シャカシャカポテト』の新フレ~バ~にウメ味が登場! いいねっ! ウチ、ウメ大好きだし!!!」

 と、興奮を抑えきれずに、


「ウメとポテト――ウチの好きな物2大共演だよっ!」

 ヨダレを垂らして瞳を輝かせながらそう言う月夜に、


「きの~ニンプさんみたいなボテバラになるまでおニクたべたのに、もうつぎのたべものにムチュ~なの?

 角の生えたイブキが半ば呆れながら、


「そ~よ。昨日は昨日で今日は今日は――2月から3月にもなったし、アンタも『キョニュ~キョニュ~。めざせイチメ~トル』とかいいながらいっぱいたべてたじゃん」


「そのせいで……あさおきたら……」

 そう言いながら自分の頭を指す。


「その寝癖がど~したの?」

 月夜は角ように跳ねたイブキの髪を『くいくい』と指でつまんでもてあそびながら、


「ふぇ? ねぐせなの? これ――」

 そういって跳ねた髪を自分でも触る。


「ホントだっ!」


「アンタ本当に角が生えてきたと思ってたの?」

 今度は月夜が呆れ顔で言うのだった。

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