かろり〜
いつものバス停にて――
「お〜ドリキャスのふっかつプロジェクトのリ〜ダ〜がセガとセッショク! これはど〜してもキタイしちゃうなぁ〜‼︎」
イブキがゲ〜ム情報を見ながら、
「ビルダ〜ズもワダイだな〜……いいなぁ〜ほし〜なぁ〜。でも、ライシュ〜にカンコレでるしなぁ〜」
と、なんとかゲ〜ムソフト一本分のお金を捻出できないかと算段を立ててる横で――
「カロリ〜爆弾なカスタム飯?」
と、月夜がダイエット中の女子が見たら「メシテロかっ!」と叫びそうな記事を読んでいた。
「あっ! これは知ってる。パンの上に雪見だいふくとチ~ズのっけて焼く、雪見だいふくチ~ズト~スト――あたっか冷たいくて甘いのに、ちょっとしょっぱいクセになる味なんだよね~」
「あっ! こっちは知らない。カマンベ~ルのベ~コン巻かぁ~、おいし~物とおいし~物を合体させる発想だね! これは間違いないっ!!」
「きゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!! こっちはパンの上にチ~ズと砂糖を隙間なくのっけて焼いたト~スト!!! さっそ今日帰ったら――」
「さすがにそんなばっかしたべてたらデブるよ」
ボソっとイブキがそんな事を言うと、
「だ、だいしょ~ぶ。まだそんなにふえてないから……」
さすがに心配になった月夜だった。




