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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
668/4321

じあんはっせ~

 いつものバス停にて――


「スタバで期間限定商品が売り切れた時の穴埋め的に出現する幻のメニュ~『コ~ヒ~&クリ~ムラテ』? へぇ~……こんなんあるんだぁ~」

 月夜がグルメ系ニュ~スを見ながら、そんな事を呟く。


「イブキ、イブキ。幻のメニュ~だって」

 月夜は見ていた記事をイブキに見せる。


「ん~? イブキさんアマいモノじゃないとなぁ~……クリ~ムのってるけど、コ~ヒ~でしょ? ニガいのはにがてだなぁ~」

 と、難色を示すイブキ。


「確かにアンタ「スタバ、スタバ」いう割にはコ~ヒ~飲んでるトコ見た事ないわね……いつもフラペチ~ノかココアかフル~ツ系の季節限定商品ばっかしだったわね」


「う~ん……コ~ヒ~はね……うん……そ~ね……」

 視線を反らしながらどこかの重雷装巡洋艦のような事をいうイブキ。


「一回飲んでみなよ。案外合うかもよ」


「いや~……イブキさんケッコ~のんでんだよね。じつは……」


「えっ! そうなんだ!? ウチと一緒のときは見た事ないけど……」


「うん! だって月夜がトイレにいってるときにこっそりのんでんダモン!!」


 この日、バス停を振り回す女子高生らしき女性と空を飛んでいく中学生らしき女性の目撃事案が発生した。

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