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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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ちゅ〜どく。

いつものバス停にて――


「ファミマで味わえるロイズのチョコプリンかぁ〜……おいしそ〜だケドすっごくあまったるそ〜だな」

月夜がいつもの通り旬なグルメ系情報を読んでいる姿をじっと見つめているイブキ。


「おっ! 松屋で14日まで豚汁100円だったんだっ⁉︎ 行かないとっ‼︎ お金ないときにこ〜いうの嬉しいなっ! 白米とトロロも頼んでも500円に収まりそう‼︎」

とても現役女子高生とは思えないセリフを言いながら嬉しそうな表情を見せる。


「ん? どしたの⁇」

イブキの視線に気づき問いかける。


「いや……う〜ん……」


「なによ? ハッキリ言いなさいよ」


「……う〜……いまさらだけどさぁ〜……」


「うん?」


「イブキさんたちってスマホちゅ〜どくだよね?」


「はぁ?」


「いやぁ〜……よくかんがえてみたら、ここでスマホいじってないときってないなぁ〜……」

イブキが人差し指をアゴに当てたまま、


「う〜ん……そ〜いわれてみてば……そう……かも?」

月夜も小首を傾げながら同意する。


「でしょでしょ!」


「でも、まあイジってないと気になって仕方ないとか、歩きスマホしてるワケじゃないし別にいいんじゃない?」


「そっか〜。いいのかぁ〜……」


「……言っとくケド、授業中にスマホゲ〜ムやってるのはダメだぞっ!」

一応そう釘を刺す月夜だった。

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