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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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ふらいんぐイブキ。

いつものバス停にて――


「いまの時期だからこそできる、余ったお餅の有効な使い方? ふふん――この食材工夫にテイヒョ〜のあるウチがそんじょそこらの――」

などど意味不な口上を述べながら記事の先を読もうと下へと画面をスクロ〜ルさせる。


「なっ! な、なにこれっ⁉︎」

月夜が一転した様子に、


「えっ! なになに?」

興味を惹かれたイブキが月夜の頬に自分の頬を押し付ける感じにして画面を見る。


「あぁ〜……あげモチかぁ〜ありがちだけど、シンプルでおいし〜よね」


「えっ! あ、ありがちなの?」


「うん。わりとね〜パンコつけるのがコツだからアゲモチとゆ〜よりもモチフライっていったほ〜がいいかも?」


「へぇ〜……知らなかった……」


「そうそうフライでおもいだしたケド――」

そういいながらイブキがさきほどまで見ていた記事を見せる。


「家電見本市で人を運ぶドロ〜ンが展示?」


「そそ。じぶんでうごかすんじゃなく、てタッチパネルでいきさきえらぶかんじのだケド――」


「人を運ぶドロ〜ンねぇ……」

月夜はドロ〜ン下部に紐で吊り下げられたイブキが空をプカプカ浮いてる姿をイメージした。


「うん! なんかイブキに似合いそう‼︎」


「ん? にあう??」

意味がわからず不思議しうな顔でそう言うイブキだった。

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