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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
647/4315

さんがにち。

 いつものバス停にて――


「ふ~ん……さいしんゲ~ムのフラゲってホ~リツてきにはモンダイないんだぁ~」

 イブキがゲ~ム関連の話題を読んでいると、


「はやく正月あけないかな~」

 月夜が洩らした呟きに、


「なんで?」


「だって、おいし~個人店って、大抵お正月休みとってるからラ~メン屋とか行きたくてもやってないのよね~。チェ~ン店はやってるトコが多いケド、やっぱしたまには違うトコでチェ~ン店にはないオンリ~ワンな味を――ネ」


「ふ~ん……そ~いうモンなの?」


「そ~いうモンなのよ」


「でも、サ~ティワンが『バニラバニラバニラ』っておもしろそ~なモノ、キカンげんて~でやってるよ」


「『バニラバニラバニラ』ってバニラじゃないの?」


「なんかクラシックバニラ、フレンチバニラ、ホワイトバニラの3つをあわせたニュ~フレ~バ~なんだって」


「へぇ~……帰り寄っていこっか?」


「うん!」

 そういって今日の補習への意欲を高めるイブキだった。

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