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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
641/4315

くろこだいる。

いつものバス停にて――


「ことしもおわりかぁ〜……」

感慨深げに呟いき、上を向くと白い息を吐くイブキ。


「ことしは――」

様々な事柄を思い起こしているのか静かに瞳を閉じ。


「ことしは――いいリョ〜ゲ〜のトシだったね! とくにゲ〜ムミュ〜ジックはメ〜サクばっかりだったよ」


「ことしもおわるってゆ〜のに……なんでガッコウなんか……」


「それはアンタが宿題ためまくったからじゃないのよっ! 担任もよくまぁこんな貯めたなぁ〜って現実逃避するぐらいの量あったの忘れたのっ⁉︎」


「そんなんトシあけたらチャラでい〜じゃん」


「なるワケないでしょ! ホントだったら外国の刑務所みたいにワニの徘徊するトコに終わるまで閉じこめられて反省しないといけないトコよっ!」


「がいこくのケ〜ムショってワニいるのっ⁉︎」


「確かインドネシアの刑務所でそ〜いうトコがあるみたい賄賂対策と容赦のない警備の両立とかで――」


「イブキさんワニにはつよいよ! ワニワニパニックのキロクホジシャだもん‼︎」

そういってモグラ叩きのような仕草をするイブキだった。

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