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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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ふりかえろ〜

いつものバス停にて――


「ドリキャスふっかつプロジェクトに25000にんのショメ〜あつまるかぁ〜……ふっかつワンチャンあるかな?」

イブキが海外のゲ〜ム情報に心を踊らされてると、


「今年の流行りぁ〜……」

月夜が2015年を振り返る記事を見ながら反芻する。


「ウチは今年『玉子かけゴハン風おにぎり』が自分の中で流行ってたなぁ〜……あのトロトロ感がどこでも味わえるのが画期的だった」


「イブキさんはマ◯オメ〜カ〜とスプラかな? モンハンもはいりそ〜だけど」


「まあ、なんだかんだいって良い年だったね」


「そだね」


「まあ、アンタは今年も補習だケドね」

と、冬休みの最中に登校する二人だった。

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