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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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さいきんのJC。

いつものバス停にて――


「すき家の牛丼に麺をいれてカスタム牛丼にすると最強においしい?」

月夜がチェーン店の持ち帰り商品に家で一手間加えるカスタム飯の情報を見ながら、


「ふむふむ……混ぜる物はス〜プを少なめにしたら〜メン? スガキヤがおすすめ? あ〜小泉さんでてた、あのラ〜メンチェーン店ね」

と、メシテロ漫画を思い出しつつ、


「豚骨ラ〜メンと牛丼を混ぜるって……発想がスギいな……」

やや呆れながらそんな感想を洩らす。


「ね~ね~月夜」

 イブキが何かを見ながら話しかけてくる。


「ん~?」


「ショ~ガクセ~やチュ~ガクセ~のタイリョクがかこサイコ~だったんだって」


「へぇ~……よいしょ!」

 月夜はバス停を下の重し石ごと持ち上げる。


「こんくらいできる子いるのかな~?」


「いるでしょ! きっとフリ〇ザぐらいだったらイッパツだよっ!!」


「そっか~……すごいな最近の女子小中校生は……ウチも負けてらんないなぁ~」

 言いつつ『ゴトリ』と重い音とともに重し石を地面に下ろす。


「そだよっ! ウチュ~ジンがせめてきてもJSやJCがなんとかしてくれるんだからっ!!!」


 そういって過度な期待をするイブキだった。

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