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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
624/4319

あたり。

いつものバス停にて――


「パソコンよ〜のメタルギアオンラインをハッピョ〜かぁ〜……パソコンででたらやろ〜とおもってたけど……どしよっかな?」

ゲ〜ム情報を見ながら、イブキが珍しく手を出してあぐねている。


「やるヒマつくれるかな? う〜ん……もうちょっとまとっかな? そろそろネンマツのマモノもでるキセツだし……」


「イブキ! イブキ‼︎」

月夜がなにか食べ物の串を見せながらハイテンションで話しかけてくる。


「ん~? なに? イブキさんいまちょっとシンケンになやんでんだけど……」


「あたり……アタリがでた!」

 そういって持っていた串をイブキに近づける。


「お~! ホントだ!! あれ? でも月夜アイスなんかたべったっけ?」

 そういって小首を傾げるイブキ。


「ううん。アメリカンドッグだよ。ファミマのアメドって当たりつきだから、あたんないかな~って思ったらホントに当たったのっ!」


「へぇ~……でもさ――」


「ん?」


「アメリカンドッグみたいなおもいモノ2ホンもたべたくないよね」


「ウチはヘ~キ」


「そりゃ……月夜はヘ~キだろ~けど……」

 そう呟くイブキの声も最寄りのファミマにダッシュする月夜の耳には届かなかった。

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