表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
610/4315

の〜と。

いつものバス停にて――


「う〜ん……ぽりぽり」

月夜が棒型のスナック菓子を齧りながら不満そうな表情になる。


「う〜ん……このウニクリ〜〜ム味、ウニ感ゼロ。おいしくないワケじゃないケド……」


「え〜〜! フツ〜のウニよりイブキさんはこっちのがスキ」

と、月夜の持つカップ型の入れ物から棒スナックをひとつ取るイブキ。


「それはアンタが子供だからよっ! ウニはおいし〜んだからっ‼︎」

自分もそんなに食べた事ないのにそう言う月夜。


「イブキさんはこれでいいや~」

 そういってまた月夜の持つカップから一つ取り出すと口に運ぶ。


「んふふふふふふ――それにしてもたのしみだなぁ~」

 そう言いながら明日に販売日を控えたゲ~ムのPVを見ながら、待ちきれないといった様子のイブキ。


「これみてよ」

 カバンから一冊のノ~トを取り出してみせるイブキ。


「ノ~ト? 授業に集中して時間を感覚を早くさせよ――」


「これねこれね――ク~キをいれてフカフカにできんだよっ! それでそれで――ヒョ~シもハダざわりのいいキジでできててマクラがわりになるんだぁ~」


「ほ~……それで今日の授業に寝溜めよ~って事ね」


「うん! そうっ!!」

 全く悪びれもせずにそう言い切るイブキだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ