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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
602/4315

やきそば。

いつものバス停にて――


「う〜……E3でケッコ〜てこずちゃったな……コ〜リャクぐみはつらいなぁ〜……E2じゃドラムカンがヒツヨ〜になるとかさぁ〜……あ〜あ、はやくガッコウおわんないかなぁ〜」

まだ学校に着いてすらない登校時に早くもそんな言葉を洩らすイブキ。


「んん〜⁉︎」

その横でグルメ系ニュ〜スをみていた月夜が驚きの声をあげる。


「100年保つカップ焼きそば⁉︎」


「そんなのないでしょ」

呆れ顔でそう応えるイブキに、


「画像もあるよ。ほら――」

そういって見せてくる画像には確かに『2106.4.19』と記載されていた。


「ホントだっ! あっ! でも、ここにゴヒョ〜キでジシュカイシュ〜ってなってるよ」


「あ~……誤表記だったのね」


「そ~みたいだね。でも――」


「ん?」


「おもしろいから、キネンにとっておきたいかも?」


「記念に? なんで?? 記念にとっておくって食べ物なのに食べないの???」

 心底、不思議そうな表情でそういう月夜だった。

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