表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
600/4327

しか。

 いつものバス停にて――


「兵庫県の淡路島で農作物を荒らす鹿を捕獲して食肉用のハンバ~ガ~へかぁ~……鹿ってどんな味すんだろ? 奈良に旅行にいったときに見たコトあるケド、味までは想像しなかったなぁ~」

 と、数年前に旅行で訪れた奈良で放し飼いになっている鹿を思い浮かべる。


「みたコトあるって……月夜によってこなかったじゃん」


「あれ? そだっけ?」


「うん……月夜が手をあげるたびにケッコ~とおくにいるシカが『ヒョコ』ってクビをふっておじぎみたいなシグサしてたし……」


「そっかな~? 偶然でしょ」

 と、言いつつイブキから視線を反らす月夜。


「しかもさ、しかもさ――『ウチにシカよってこないから、かわりにシカセンベ~あげてきて』ってイブキさんにいっぱいのセンベ~もってたらシカのタイグンにおそわれてヒドイめにあったモンっ!!」


「あ~……あったわね、そんな事も……」

 月夜が遠い目をしながら呟く。


「シカにジャイアントスイングしたり、キン〇クドライバ~すんのケッコ~たいへんなんだよ……やったけど」

 結局、鹿が散々な目にあっただけの話しだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ