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かっぷ。
いつものバス停にて――
「ふ~ん……コ~ヒ~に塩を一つまみいれると、味が際立つかぁ~……」
月夜がコンビニコ~ヒ~を飲みスマホでグルメ系ニュ~スを見ながら、そんな事を呟く。
「コ~ヒ~に塩って……漫画やアニメだと吐き出すシチュだよね? ふむふむ……量が重要ねぇ……少なすぎると、味に影響がでなく、多すぎるとマズくなるかぁ……」
「このコンポタはクルトンはいってておいし~よ」
イブキが同じくレジで注文するタイプのコ~ンポタ~ジュを飲みながら、
「クルトンはいってんだぁ~。正直、缶ス~プのがいいかなぁ~って思ってたケド、それならそっち頼むのもアリね」
「210えんもするけどね~」
「そ~きくと、缶ス~プ2つかな~って思ちゃう」
結局、質より量な月夜だった。




