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こ~の~
いつものバス停にて――
「学園ハンサムの初回特典がヒドいと話題に……問題の案件は『トレ~ディング・ゴミ』!? 正式名称でゴミっていっちゃってるんだネ」
月夜がさらに詳しい内容物――『紙クズ』、『レシ~ト』、『髪の毛』のうち1つがランダムで封入されていると読み進め、
「ふふ~ん。月夜もゲ~ムのユ~コ~セ~にきづきだしたんだネ」
「いや、ウチは単に趣味で――」
「さいきんのケンキュ~でゲ~ムやってると、ウツのカイゼンやストレスのケ~ゲンにやくだつんだよっ!」
「いや……だから、ウチは……」
「ゲ~ムがノ~におよぼすエイキョ~はおおむねコ~ヒョ~カ! セ~シンカやシンケ~カでクスリよりも、このゲ~ムを〇ジカンプレイしてくださいってショホ~されるひがくるかもしんない!!」
「はいはいゲ~ムはせ~ぎせ~ぎ――っと、早くバスに乗らない?」
熱く力説しているイブキを軽く流しながら、月夜はそう促した。




