表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
556/4323

あらいぐま。

 いつものバス停にて――


「映画に登場してたコ~ラが本当に販売!? おっ! ハ~ゲンの餅アイス再販されんだぁ~……前にも食べたケド、あれはおいしかったなぁ~……じゅるり」

 月夜がグルメ系ニュ~スを漁っていると、


「15にちにセブドラで29にちにGイ~タ~……あっ! よまわりもきにんるなぁ~……らいげつはセカイジュにシュタゲ、かんこれ――は、たぶんエンキするからいいや」

 イブキが近々販売されるゲ~ムタイトルをチェックしていると、


「おっ!」

 ふと、イブキの目にとまった記事。


「月夜、これみてよ! ロボットがたのスマホだって!!」

 イブキが三頭身ほどのロボの画像が写ったスマホ画面を見せながら、


「へぇ~……ちょっとカワイイわね。この子」


「クァイイだけじゃなくてあるいたり、モバイルつ~しんにたいお~してたり、メ~ルやカメラもついてんだよっ!」


「へぇ~……でも、電話なんだよね?」


「うん! もちろんツ~ワもできるよ」


「うん~……」

 それを聞いた月夜はしぶい顔をしながら、


「ん? どったの?」


「このちっちゃいロボをど~やって持って通話すんのかな~……って」


「うっ! た、たしかに……」

 イブキも三頭身のロボの画像をじ~と見ながら、


「や、やっぱしドウタイをワシづかみかな?」


「そ~いう持ち方になるよね? う~ん……」

 

『ビジュアル的に問題が……』

『ツ~ワのときはヘンケ~すればイイのに……』


 それぞれそう思った二人だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ