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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
552/4311

のりもの。

 いつものバス停にて――


「ふむふむ……スタバから真っ赤なドリンク2種販売かぁ~……フラペチ~ノとホットドリンクどっちもおいしそ~……じゅるり」

 月夜がグルメ系ニュ~スを読みながら、画像を見て味をイメ~ジする。


「ジブリさくひんででてきた、のりものでジッサイにつかいたいかのランキング?」

 イブキが雑学系ニュ~スの中から、そんな見出しの記事を発見する。


「ね~ね~月夜」


「ん~?」

 イブキはドリンクの画像を見ながら幸せそうな表情をしている月夜に話しかける。


「ジブリにでてきたのりもの――月夜だったらなににのりたい?」


「ウチ?」


「そそ。ジブリえ~がにでてきたのりものでのってみたいやつ」


「う~ん……」

 しばらく考えた後――


「あっ!」


「ん? なになに?」


「あぁ……うん……」

 と、言いにくそうに迷った挙句、


「い、イブキは何に乗りたいの?」


「イブキさんはキョシンヘ~」


「あれ乗り物なの? ――でも、なんで?」


「とにかくなんでもかんでもなぎたおしたい!!」


「ブルト~ザ~かっ! おまえはっ!!」


「――で、で、月夜は?」


「う、ウチはとくにないモン……」


「ふ~ん……ド~ブツずきの月夜だから、もののけにでてきたヤマイヌとか?」


「!」


「ぇ! アタちゃったの?」

 という、問いに黙って頷く月夜だった。

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