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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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ぼ~だ~らいん。

 いつものバス停にて――


「マックのオリジナルバ~ガ~制作サ~ビスかぁ~……」

 月夜が米国にあるタッチパネルで具材を自分で自由に選択して注文できるという記事を見ながら、


「この記事書いた人の超大盛りハンバ~ガ~すっごいなっ! 肉のパテ2枚にパルメザン、ペッパ~、チェダ~、アメリカンの4種類チ~ズをそれぞれ3枚づつの計12枚チ~ズにベ~コン3枚――野菜もマシマシだし、さすがのウチもこんな物たべれないなぁ~……」

 と、言いつつ画面を下へとスクロ~ルさせ完成品の画像が表示される。


「あっ! 意外といけそ~かも」

 月夜は肉と野菜とチ~ズがはみ出しまくって強引にバンズで挟んだ物体を見ながら、


「――とゆ~か結構おいしそうかも? じゅるり」

 男性でもちょっと胸やけを起こしそうな、そのカロリ~爆弾の画像を見ながら呟く。


「月夜……」

 そんな月夜の一部始終を見ていたイブキが、


「月夜、もしかして、こんなモンいけんじゃない?」


「うわっ! なにこれっ!!」

 そういってイブキのスマホに映し出されている画像をまじまじとみる。


「め、目玉のタルト? さすがにゲテモン系はちょっと……」

 

「じっさいにはフル~ツやマシュマロでそれっぽくつくっただけのやつだけどね~」


「あぁ~そうなの! あぁ……そう思えば食べられるかも? うん……おいしそ~に思えてきたかも? じゅるり」

 言い聞かせる様に呟き――だんだんとその気になってきた月夜に、


「月夜だったらなんでもたべられるきがするよ」

 本物のゲテモノでも食べられる気がするイブキだった。

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