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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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きょ~だけ。

 いつものバス停にて――


「トムヤムクンの中華マンかぁ~……なんか想像できないなぁ~……」

 月夜がグルメ系ニュ~スで新商品をチェックしながら呟く。


「う~ん……ついにあしたかぁ~……やっぱしハンバイビは20ぐらいになるのかなぁ~――って、シドニ~のアップルショップにはもうテントはってならんでるヒトいるんだっ!? まだなんにもハッピョ~されてないのに……このヒトたちはいったいなんにならんでるだろ?」

 イブキがテクノロジ~系のニュ~スの中にあった『アップル新作発表前に並ぶ人々』といった記事を読みながら、


「あっ! そうそうイブキ」


「ん~?」

 イブキが『このヒトたちはなんのためにならんでるんだろぉ~?』と疑問に思いながら月夜に返事をする。


「アップルストアで思い出したケド、KFCのアプリいれといてネ」


「へ? なんで?」


「今日9月9日限定でアプリトップにあるク~ポンみせると3ピ~スまで100円で買えるんだよ!」


「へェ~。かえりよっていこっか」


「そうね。帰りによっていこ」


「あ~……でも……」


「ん?」


「イブキさん3ピ~スもいらないかなぁ~」


「大丈夫、大丈夫。ウチが全部食べるから」


「あぁ……そゆコトね」

 イブキの余り物を狙っている月夜だった。

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