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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
521/4311

ぷりん。

いつもバス停にて――


「真っ黒なプッチプリンがでるんだぁ〜」

月夜がいつも通り愛用のグルメ系ニュ〜スを見ていると、真っ黒な――まるでコ〜ヒ〜ゼリ〜のようなプリンの画像が映っていた。


「うわっ! なにこのまっくろでブラックなブッタイっ⁉︎」

イブキが横からそんなツッコミをいれてくる。


「プリンの新味だって」


「プリンなのっ⁉︎ まっくろだよっ‼︎」


「うん〜ブラックココア味だもん」


「へェ〜。でも、フツ〜のがおいしそ〜だよね?」


「そうね。見た目的には普通のやつのがいいね」

大人の購入層を狙った商品は二人にはまだ早そうだ。

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