表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
52/4293

ぷりん。

 いつものバス停にて――


「ングング――」

「おはよ~月夜。――って、~なに食べてんの~!?」

「ほへ? 朝ぷりん」

「いや……そんなト~ゼンのように応えられても……」

「ドンブリプリンだよ。いいでしょ!」

 そういって持っている大きなプリンを見せる。

「うわ~すっごい大きさだネ。クドくならないの?」

「それがね、一見カスタードプリンにみえるけど甘さ控えめでなかなか飽きないの」

「ふ~ん……でもイブキさん的にはアマくないプリンってのはちょっと……」

「その場合は下にあるカラメルソースとからめて食べるのがいいよん!」

「し、知り尽くしてる!!」

「大好きなプリンをいっぱい食べる事ができる乙女のワガママを追及した商品なの!」

「商品名俺のどんぶりプリンになってるけど……これって男性用じゃないの」

 あきれ顔で呟くイブキの声は幸せそうな月夜の耳には届かなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ