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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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ゆめ。

いつもバス停にて――


「餡子をギュウギュウに詰めたアン巻き? へぇ〜こんな食べ物あるんだぁ〜」

月夜がホットケ〜キの生地に巻かれた餡子の画像を見ながら感心したように呟く。


「ちょっとみせてぇ〜」

イブキが画像とレシピの載った月夜のスマホを借り受け――


「ホットケ〜キミックスとコシアンだけなんだぁ〜……あっ! つくりかたもケッコ〜かんたんだネ」


「じゃあ、今日宿題もってくからこれつくっといてよ」


「お〜け〜」


「ん〜楽しみっ!」


「まっててネ。いつかイブキさんがeスポーツせんしゅになって、もっとオレ〜するから」

握り拳のままそんな事を言うイブキに、


「あっ! 言い忘れてたケド、なるたけ自分でやってねウチも教えるケド、丸写しは間に合わないトコだけね」


「えぇ〜! イブキさんはシュクダイなんてしてるバ〜ア〜じゃないんだよっ! スプラコ〜シエン――ひいてはいつかカイサイされるワ〜ルドカップスプラのためにウデみがかないと……」


「はいはい。ちゃんと宿題してからね〜ってもう今日で夏休み終わりだケドさ〜」

そう言いながら補習のために学校へ向かうバスにイブキを押し込む月夜だった。

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