表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
504/4311

くれ~ま~

 いつものバス停にて――


「愛知県で苦情のため音のない無音盆踊り開催!? はぁ~……お祭りにまでクレ~ムを入れる時代って……ちょっと悲しいな」


「おとがないのにおどれんの?」

 イブキが疑問を口にする。


「う~んっと……踊る人は専用のイヤホンをしてブルトゥ~ス送信で踊り手に音を提供してるみたい」


「へェ~。なんかムダにハイテクだね~」


「それより1年に1回ぐらい我慢できないものなのかな? 一応、ご先祖様が帰ってくる日なんだから……」


「でも。ちかくのヒトはまいとしのコトで、かんたんにひっこしもできないジョウキョ~ならクレ~ムもいれたくなんじゃない? イブキさんもねずにゲンテ~カイイキやってカミンチュ~におこされるとイラっとくるモン」


「う~ん……そっか~」


「ど~せハイテクにするなら、ぼんおどりもヴァ~チャルでやっちゃえばいいのにネ」


「そこまでいくとありがたみもなにもないわね……」

 月夜が呆れ顔で呟いた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ