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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
503/4311

れじぇんどげ~む。

いつものバス停にて――


「お〜!」

連日の登校と限定海域の攻略のせいで精彩に欠けていたイブキが瞳をキラキラさせながら歓喜の声を上げる。


「で、でんせつの……でんせつのクソゲ〜がふっかつ……だと⁉︎」


「それ復活する意味あんの?」

月夜が呆れ顔で、


「あるよっ! デンセツなんだよっ‼︎ いまだにかたられるんだよっ‼︎」


「だから伝説級のつまんないゲ〜ムなんて誰もやらないでしょ?」


「アマいよ! なんでもつきつめたモノはすっごいんだよ! いちじかんホ〜チでさきにすすめるよ〜になるとか、ツ〜コンのマイクでうたうたうとか――あ! ファミコンの2Pコントロ〜ラ〜ってなぜかマイクナイゾ〜なんだよ。それでうたえばなんてわっかんないよね? ト〜ジはヒントなんてまったくなくて、クリアふの〜とまでいわれたキチクなゲ〜ムなんだよっ‼︎‼︎」


「うん。それが復活する事になんの意味があるの?」

と、心底不思議そうに、


「なんでわかんないかな〜」


「わっかんないよっ!」

 噛み合わない二人の趣向に少しイラつき始める月夜。


「もう~……とにかくやってみてよ『たけしのチョ~センジョ~2015』ぜったいにココロがおれるからっ!!」


「おまえはウチの心を折らせる事が目的なのか?」

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