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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
475/4315

みずぎのはなし~

 いつものバス停にて――


「うっみうっみうっみ、プ~ルもいいな♪ ビ~チもプ~ルサイドのシセンもイブキさんのもの~♪」


「そりゃ~。子供が背伸びして似合わないビキニなんか着てたらみんなの痛い視線独占よね~」

 上機嫌で変な歌を口にするイブキをバッサリと切り捨てる月夜。


「ガーン! いいモン……ダイジョブだもん……パットいれるし……」

 月夜の言葉にクラっとよろめくとバス停に項垂れかかってそう呟くイブキ。


「そういえば統計じゃ女の子の52,4パ~セントが水着のときにパット入れて盛ってるみたいよ」

 月夜がスマホでなにかの記事を見ながら、


「おぉ! イブキさんだけじゃないんだネ。ほかのコもやってんだネ」


「あっ! でも、パットってズレると胸がボコボコになったり、外れて水に浮いちゃってると恥ずかしいらしいから気を付けてね」

 他人事のようにそういう月夜の言葉にバス停に寄りかかりながら落ち込むイブキだった。

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