表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
467/4314

ふぁっしょん。

 いつものバス停にて――


「ングング――」

 月夜が椎茸に似ているとネットで話題の『切れてるパンケ~キ』を幸せそうな表情で頬張っていると、


「んんぅ!?」

 キノコ型の菓子を食べながらスマホをイジっていたイブキは口からチョコでできた傘の部分を出しながら驚きの声を上げる。


「さくさくさく――ゲ~ムすきなオトコのヒトのきをひくファッション!」

 イブキはゲ~ムコントロ~ラ~とポケモンのモンスタ~ボ~ルの絵柄が描かれた服の画像を見ながらイブキのテンションは上がった。


「こ、これを……これをきればゲ~ムがすきなオトコのヒトのカレシできるん!」


「そ~いうのなら、他にもこんな物あるよ」

 唇についたクリ~ムをちっさい舌でペロっと舐めとって月夜は自分のスマホ画面を見せる。


「ホントにかぶれるロック〇ンの『ヘルメット』? おぉ! これもイイね!!」


「本当にっ!?」


「うん! このふくきてヘルメットかぶってロッ〇バスタ~うってればゲ~ムずきのオトコのヒトのハ~トはイブキさんのモノだァァ!!」


「……たぶん、誰も近寄ってこないと思う」

 ボソっと洩らした月夜の呟きもテンションの上がったイブキの耳には届いてなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ