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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
464/4325

の~ぶら。

いつものバス停にて――


「ふむふむ……ドラクエのしんさくはブロックメイクRPG? マインクラフトみたいなやつかな? 他には――」

 イブキがゲ~ムニュ~スを集めたニュ~スアプリを閲覧していると、


「ん? お~!」

 なにかを発見して驚きの声を上げる。


「みてよ月夜! きょ~ってさノ~ブラデ~なんだって」


「なにそれ……?」

 イブキの発した如何わしい記念日に顔をしかめながら、チョコボ~ルのココア味の画像を見ていた月夜が答える。


「なんかキョ~は2012ねんからノ~ブラデ~とかってゆ~ヒなんだって」


「へ、へぇ~……そんな日があるんだ……」

 月夜も半信半疑にその記念日を認め、TwitterやSNSでの書き込みを目にする。


「あら? 本当にあるのね……」

 そう呟いて詳細をチェックする月夜の背中で違和感を感じ――


「ちょ! イブキなにやってんのっ!!」


「んふ~。せっかくのノ~ブラデ~なんだもん月夜もカイホ~してあげよ~とおもって」

 そういって夏服の薄い布地越しから月夜のフォックを掴むイブキ。


「こんなトコでやんないでよっ! それに自分をまず解放すればいいじゃない!」

 そういう月夜に、


「イブキさんつけるヒツヨ~ないからつねにノ~ブラだもん」


「えっ!」

 突然の発言におもわず抵抗の手が止まってしまう月夜、


「いまだっ!」

 イブキの声とともに背中でなにかが外れる『プツン』という感触と衣擦れの感触を――


「な~んて、さすがのイブキさんでもブラはつけてるよ~」

 ノンキにそう言うイブキの脳天に胸を押さえた月夜の鉄拳が炸裂したのは次の瞬間だった!

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