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ろぼとまよ。
いつものバス停にて――
「セ〜キのたいけつ! きょだいロボ『クラスタ』vs『メガボットⅡ』』
イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スでそんな記事を発見する。
「えぇ⁉︎ ランチパックの新作『マヨ&マヨネ〜ズ』って……土方さんじゃないんだから……」
「マヨなんてど〜でもいいよっ! こっちはロボだよっ! ロボ‼︎ しかもタイケツすんだよっ‼︎‼︎」
「そっちこそどうでもいいわよっ! ただの鉄の塊がドツキ合うだけでしょ。こっちはマヨ&マヨネ〜ズなのよっ‼︎ チャ〜ハンライス的な存在なのよっ! いうなれば共闘なんだからっ‼︎」
「き、きょ〜とう⁉︎ なんかいいひびき……あのライバルど〜しがてきな」
「でしょ!」
我が意を得たりと大きく頷く月夜。
「あれ? なんのはなしだっけ?」
「あれよ……えっと……ランチパックの新作は『ロボ&マヨネ〜ズ』って話しじゃなかった?」
「そんなんだっけ?」
「たぶん……」
トンデモない物が紛れこんだ事にきづかない二人だった。




