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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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にはこび。

 いつものバス停にて――


「う~ん……いいアルバイトないなぁ~……」

 イブキがスマホで高校生でも雇ってもらえる求人情報を漁りながら、そんな呟きを洩らす。


「そう簡単にはね~。ウチもシフトもっといれてもらえるように頼もうかな?」

 月夜がそう呟きながらグルメ系情報を見ている。


「ん!?」

 二人がそんなやりとりを交わしていると、イブキが驚きの声を上げる。


「アマゾンがフツ~のヒトにもにもつのはいたつができるようにするんだって」


「普通の人って宅配業者じゃなくて、一般人って事?」


「そそ」

 そのあとに良いコトを思い付いたと言わんばかりに、


「――で、で。イブキさんがドロ~ンかってニモツをとどけまくればすっごくかせげそ~だとおもわない?」


「う~ん……でも、アレって結構、動かすのむつかしんでしょ? お客さんの荷物を紛失したり墜落したら困るんじゃない?」


「ダイジョブ!」

 イブキが無い胸を張って言い切る。


「イブキさんシュ~ティングゲ~ムやフライトシュミレ~ションとくいだからっ!」


 自信満々にそう言うイブキに、


「それに付き合わされるお客さんは大変だと思うケド……」

 その月夜の呟きも自信に満ちたイブキの耳には届かなかった。

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