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ぽてト。
いつものバス停にて――
「おわっちゃうんだぁ〜……」
イブキがスマホ画面を見ながら、切なそうにそう洩らした。
「マックが3ガツ19ニチから22ニチの3ニチげんて〜でやってた『トクニナルド』がぁ〜……おわっちゃう〜……」
ホクホクのポテト片手にそう言うイブキ。
「別に早期終了とかじゃなくって、もともと三日間の予定だからいいじゃない」
「そ〜だけどぉ〜……よくはないよ。エンチョ〜してほし〜じゃん」
「そう?」
「MサイズとLサイズがとくべつリョ〜キンでテ〜キョ〜されんだよぉ〜」
「まあMをたのむヒトはいないよねぇ〜」
「そう? 芋なんかいらないわよ。フライドポテトなんって二本で十分よ」
「ポテトはいくらあってもこまらないんだよぉ〜。むげんポテトはジンルイのゆめのひとつなんだからぁ〜」
「ほらXでもL2コたべたけどたりないとか、そんなコエばっかりなんだよぉ〜」
「そうなの? セットに付いてくるだけで邪魔くさいのに……」
「プロはLサイズセットにして、さらにLサイズをかうんだよぉ〜」
「そんな芋まみれにして、ど〜すんのよ?」
「ポテトはおおいほど、しあわせなんだよぉ〜」
瞳を芋にしながら、そんな事をいうイブキだった。




