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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
443/4321

たいぷ。

いつものバス停にて――


「――ねぇ、月夜」

イブキが野菜ジュ〜ス片手にスマホ画面を見ながら、隣で髪の端のクセを直してる月夜へと話しかける。


「もう! この時期はいっつも――ん? なにイブキ」


「月夜ってさ――イヌがた? ネコがた?」


「はぁ?」

質問の意味がわからず、そう返す月夜に、


「月夜は――みためはカンゼンにネコだよね! ツリめでツンデレで――「かんちがいしないでいねっ!」っていってそ〜なインショ〜」


「……生まれてこのかたそんな言葉、口にした事もないわよっ!」


「そうそう! そんなかんじ‼︎」


「はぁ〜……で、なんなの? 話しが見えないからソレ貸して」

と、イブキの持つスマホを指しながら、


「人懐こっくて無邪気な犬型とツンデレでマイペ〜スな猫型――男性の支持が高いのは――ふ〜ん……こ〜いう事ね」


「60パ〜セントがイブキさんのイヌがたシジなんだよっ!」


「へ? アンタ犬型じゃないでしょ?」


「うん? イブキさんイチズでケナゲだよ」


「でもマイペ〜スであんまり群れるの好きじゃないでしょ? やっぱし犬ってより猫じゃないの?」


「う〜ん……どっちなんだろ……?」

真剣に悩みだしたイブキに――


「いや、犬型で6割の男性が指示しても、イブキがモテるワケじゃないよ」

と、思ったが真剣に悩むイブキの姿に口を閉ざした。

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