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しんかろン。
いつものバス停にて――
「韓国に変な鹿がいる?」
月夜が珍獣系の話題を集めたアプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「へんな鹿ね〜……?」
月夜が変な鹿をイメ〜ジしようとする。
「鼻が光って……ツノがすっごい、あとメチャクチャでかいっ!」
「それだと、ほぼヘラジカだねぇ〜」
隣でイブキがそんな事をいう。
「その名は――キバノロ?」
「ツノがない代わりにオスは犬歯が大きく発達しているか〜……まるで吸血鬼ね〜」
「肉食なのかしら?」
そんな事を言いながら、続きを読み進める。
「韓国ではコラニと呼ばれている……この見た目で草食なんだっ!」
「こんだけキバでてたら、ぎゃくにたべにくそぉ〜……ニクにかじりついたら、おれそぉ〜だよねぇ〜」
「ど〜ゆ〜進化辿ったらこうなるのかしら?」
「よくあるのがシンカのカテ〜でメスにこのまれるのがキバのながいやつで、ケッカてきにながいのがのこったやつだよねぇ〜」
「メ〜カクのなになにつかわれてたってセツがでてこないかぎりは、タイテ〜このせつだよねぇ〜」
「オスのモテ欲求で進化しました説か〜……」
「まあ、ラクだからねぇ〜」
そういうイブキだった。




